院長紹介
院長
中岡 大樹(なかおか だいき)
経歴
- 大阪市西淀川区出身
- 山口大学医学部卒業
- 神戸大学医学部付属病院研修医
- 兵庫県立淡路病院内科(内科全般)
- 兵庫県立高齢者脳機能研究センター(認知症)
- 神戸大学医学部内分泌代謝内科(カルシウム代謝異常・骨粗鬆症の臨床と研究)
- 愛仁会千船病院内科(骨代謝・糖尿病)
所属学会
- 日本骨粗鬆症学会(認定医)
- 日本骨代謝学会
- 米国骨代謝学会
- 日本内分泌学会
- 日本内科学会
- 日本糖尿病学会
特に専門とする疾患領域
骨粗鬆症、副甲状腺疾患・骨軟化症・ビタミンD中毒などカルシウム代謝異常
専門的診療をしている疾患
糖尿病(インスリン治療も含め)、高コレステロール血症、高血圧症、認知症、禁煙外来
院長インタビュー
“人間”に興味があり
それを追究したくて医師を目指しました
医師を目指した理由は?
病気の種類にもよりますが、人間が病気になった状態というのは「一番の極限状態」なのではないかと思っています。そういう状況に身を置きたい、そういう状況にある方の役に立ちたいと思ったのがきっかけです。「人間」に興味があり、それを追究したかったというのが理由でしょうか。
医師になりたいと思ったのはいつ頃ですか?
高校1年生くらいの頃でしょうか。実は医師以外にも興味を持っていた職業があって、それはドキュメンタリー作家でした。まったく別の道のように思えますが、「人間の追求」という意味では共通点があったのではないかと感じています。
「人間を追求する」というのは簡単ではありませんよね?
もちろんです。生半可な気持ちではできないことです。例えば、余命3ヶ月の方とお話しする時、こちらにもそれ相応の気持ちと言いますか、「人間力」のようなものがないとだめです。なので、覚悟を持って医師の道を歩み始めました。それこそ研修医1年目の時には、1年365日のうち自宅で寝たのは5日くらいと必死でしたね。
西淀川区で開業した理由は?
私は西淀川区出身で、たまたま神戸大学の関連病院である千船病院で働くことになりました。そうなるとその付近で開業するのが自然な流れなのですが、なかなか良い物件が見つからず「もう無理かな」と諦めていました。
するとお付き合いがあった製薬会社の方が熱心に物件を探してくれて、今の物件を紹介してくれたのです。見たらすごく良い物件だったので開業を決めました。なので、その製薬会社の方との縁が大きかったですね。何の得にもならないのにすごく熱心に探していただいて、とてもありがたかったです。その方とのお付き合いは今も続いていて、現在は患者様として当クリニックへ通院していただいています。
全身型骨密度測定器を導入していて
骨粗鬆症の早期発見が可能です
中岡クリニックの特徴は?
大きな特徴として、骨粗鬆症の早期発見のための検査が受けられることが挙げられます。当クリニックには「全身型骨密度測定器」があり、高い精度で全身の骨密度を測定することが可能です。レントゲンを用いた検査や、踵や手首で測定する検査では、重度の骨粗鬆症を発見することは可能ですが、まだ骨折していない早期の骨粗鬆症を見つけるには当クリニックの機器でないと難しいと言えます。
骨粗鬆症治療以外の特徴は?
それ以外の特徴として、「健康に関することが何でも相談できる」ということが挙げられます。専門的に診ている骨粗鬆症以外にも内科医として幅広い診療に対応していますので、健康相談の入口としてご活用いただければと思っています。
ご相談いただいた結果、当クリニックで診られないものははっきりとそうお伝えします。当クリニックで対応が難しかったり、より専門的な検査・治療が必要だったりするにもかかわらず、妙なプライドから患者様を抱え込むようなことはいたしません。その方が必要とされる適切な検査・治療が受けられるように、私が責任を持って信頼できるドクターを探して、詳細な紹介状を書いてご紹介させていただきます。
明るく前向きになれる診療
何でも気軽に相談できるクリニックを目指します
中岡クリニックの今後の展望は?
「病気」は人生において「谷の部分」と言えますが、慢性疾患となると谷の部分ばかりではなく、「谷でも山でもない部分」があるはずです。そうした時にできるだけ明るく前向きになれる、そんな診療が行える場所であり続けたいですね。病院へ通うことも、お薬を飲むことも患者様にとって本当は「嫌なこと」だと思うのです。でも、少しでもそうした心理的負担が軽くできるような診療を心がけています。
例えば検査の結果、骨粗鬆症が見つかった場合でもまだ骨折していなければ、「ショックでしょうが、骨折する前に見つけられて良かったと考えましょう」というように、少しでも前向きになれる要素を見つけてお伝えするようにしています。これは骨粗鬆症に限らず、すべての診療で心がけています。
ただし、状況によっては「明るく前向きな態度」だけではいけないこともあります。そうした場合では、中途半端な態度ではなく患者様と真剣に向き合います。それでいて、少しでも前向きになれる診療を目指していきたいですね。
患者様にメッセージをお願いします
「どこに相談したらいいかわからない」「気軽に相談できるクリニックが見つからない」とお困りの方も多いと思いますが、そうした場合には当クリニックを「健康相談の入口」とお考えになられて、一度ご連絡いただければと思います。
幅広い診療に対応しておりますが、それでも当クリニックで診るのは難しいもの、より専門的な検査・治療が必要なケースでは、私が責任を持ってご紹介先を探します。決して無理なケースを抱え込んだりはしません。「この先生なら大丈夫」「この先生なら信頼できる」というドクターを探して、きちんと紹介状を書いてご紹介いたします。
他のドクターへ紹介するとはいえ、大切な「当クリニックの患者様」ですから、中途半端なことはせずに責任を持ってサポートさせていただきます。これは私の医師としての矜持であり、誇りでもあります。